ツールの使い方
- URLを入力すると自動で短縮結果を出力します。
- 複数URLを入力する場合は改行で区切ってください。
Amazon商品URLの分析と短縮方法
まずはこちらをご覧ください。
これがAmazonの商品URLだ!
長いよぉ長すぎるよジェフ・ベゾスぅ。
このURL、長さの秘訣は商品名や検索ワードを含めていることですね。しかも日本語の商品だとパーセントエンコーディングされてとんでもないことになります。
しかし驚くなかれ、AmazonのURLって実はほとんどの部分は削除しても問題ないのです。商品ページを特定するのに商品名や検索ワードなんていりません。これらを含めるのはAmazon側の解析とかの都合なので削除して短縮しちゃいましょう。
URIスキーム(削除NG)
https://
これはAmazonに限らない通信のお作法でプロトコルと呼ばれるものです。httpsというルールで通信しますよ、を示しているので削除してはいけません。
ドメイン(削除NG)
www.amazon.co.jp
これはドメインというインターネット上の住所みたいなもので、ここが違うとAmazonじゃないページにいってしまいます。wwwの部分は消しても開きはしますが、Amazonはwww有りが正式なので消さない方が無難です。
なんかパーセントがいっぱいあるとこ(削除OK)
/Kindle-(中略)%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%AA%E3%81%97
大物ですね。なんかよくわからないしいじるの怖いなと見せかけて全部いらないからごっそり削除して短縮しましょう。
ここはページを開いた時の情報(商品名?)なので、商品ページを開くことには関係ありません。また、URLは全角文字が使えないためパーセントエンコーディングという方法でアルファベットに変換しており、日本語の商品はより長いです。ちなみにデコードする(元に戻す)とこうなります。
Kindle-Paperwhite-シグニチャー-エディション-32GB-6.8インチディスプレイ-ワイヤレス充電対応-明るさ自動調節機能つき-広告なし
ASIN / ISBN(削除NG)
/dp/B08N2ZL7PS/
ここが商品を特定する情報なので消してはいけません。とくに「B08N2ZL7PS」が重要で、ASIN (Amazon Standard Identification Number) という商品を識別する10桁の番号です。書籍だけはISBNという世界共通で書籍を特定する番号ですがまぁ違いを気にする必要はないです。
/dp/
の部分は商品ページURLのフォーマットで、いくつか種類があります。執筆時点では4パターンあったので「形式」で自由に選べるようにしました。どれを選んでも開く商品は同じです。
- /gp/product/: 執筆時点での正式なURLフォーマット。
- /dp/: 検索エンジンなどからの流入用URLフォーマット。
- /exec/obidos/ASIN/: 古いURLフォーマット。非推奨。
- /o/ASIN/: 古いURLフォーマットの短縮版。非推奨。
検索履歴の情報(削除OK)
ref=sr_(中略)82%AB%E3%83%8A&keywords=kindle&qid=1637044246&sr=8-1
どんな検索の仕方でたどり着いたか、というデータっぽいです。いらないのでごっそり削除して短縮しましょう。
いざ、短縮
以上の情報を元にURL内の不要な文字を削除して短縮してみます。
短縮前
短縮後
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08N2ZL7PS/
アメイジング。