ランダムなパスワードを自動作成するツール。
- 1つのパスワード内ではできる限り同じ文字を使わないようにしています。
- 「見分けづらい文字を使わない」にチェックすると表の文字を使わなくなります。
見分けづらい文字 | 説明 |
---|---|
I | 大文字のアイ |
l | 小文字のエル |
1 | 数字のイチ |
| | 記号の縦線(バーティカルバー) |
O | 大文字のオー |
o | 小文字のオー |
0 | 数字のゼロ |
IPAが推奨しているパスワード要件
IPA(情報処理推進機構)が推奨しているパスワード要件の抜粋(2017/08/08 調べ)。
- 最低でも 8 文字以上にする。
- 数字や、「@」「%」「“」などの記号を含める。
- アルファベットの大文字と小文字の両方を含める。
- 「1234」「abcd」や、辞書にある単語をそのまま使うなど、単純なものにしない。
- 自分の名前、電話番号、誕生日などを使わない。
- サービスごとに違うパスワードを設定する。
- ID とパスワードを同じにしない。
- 他人にパスワードを教えない。
参考:チョコっとプラスパスワード|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
定期的なパスワード変更はするべきか?
驚いたことにIPAのパスワード要件では「定期的なパスワード変更」が推奨されていない。会社やらWebサービスやらに口酸っぱく言われ、めんどくせぇななんつって毎度ウダウダ渋々やってきたものだが。
いい機会なのでパスワードについて色々調べてみたところ、どうやら「定期的なパスワード変更」は効果がなく、むしろリスクを増やす行為なんだとか。おい。
調査報告①――効果がない事について
- 定期的な変更はパスワードがばれている状態を長引かせないための処置。
- しかし攻撃者はパスワードを暴いてから数分(あるいは数ミリ秒)で目的を達成する。
- よってパスワードを変更するころには手遅れ。
ストーカーのSNS監視を防ぎたいとかなら効果もありそうだが、たしかに企業が警戒するような相手には効果を感じない。なら私はやらない、やらないったらやらないぞ。
調査報告②――リスクが増える事について
- 頻繁に変更するとパスワードを安直にしたり、使いまわしたりする私のような横着者が必ず現れる。
- 人類最大にして最強の敵「めんどくさい」が顔を出す。
- そして攻撃者は「めんどくさい」につけこむ。
というわけで、セキュリティ意識の高い機関では推奨しなくなっている模様。「パスワード 定期変更」でググったら興味深い記事がいくつも出てきた。興味のある方は一読の価値あり。