メモアプリは「Obsidian + Google Keep」に落ち着いた

前回の記事でメモの分類についての試行錯誤を書いたが、それに伴ってメモアプリの選定にも試行錯誤していた。

以前はGoogle Keepにひたすら貯めこんでいたが、あまりにもメモの量が増えすぎてアプリがまともに動かないほど重くなってしまった。Google Keepは大量のメモを保存する想定ではつくられてはいないらしい。

また、過去のメモを探すのが非常に困難になっていたため、メモを分類するとともにアプリも移行することを決心した。要件は以下のとおりである。

  • 大量のメモでも軽快に動作
  • メモを見返せる仕組み
  • クラウド管理。PCとスマホで同期したい
  • 無料

スマホは閲覧だけで可とする。Google Keepに走り書きして、PCでまとめるスタイル。

Google Keepは気に入っているので、TODOなど一時的なメモとしては今後も継続して使用する。ただし知識をストックするノートとしては厳しいので、ストック用のメモアプリを選定する。

Evernote

これは過去の記事で不採用にしている。ごめんねEvernote。

OneNote

悪くないのだが、これは一つ一つのノートをがっつり仕上げる前提に思える。断片的なメモのストックにはイマイチに感じた。組織のナレッジ管理とかならアリなのかもしれない。まぁそれなら他に色々選択肢も出てくるが。

また、フォーマットが完全にOneNote専用であることにリスクを感じた。これを使い始めると、もう移行できる気がしない。プログラマーたるものテキストファイルで保持したいところである。

Github(マークダウン)

というわけで、もういっそなにも使わないスタイル。Githubがどうというか.mdファイル直置き。Visual Studio Codeで書いて、GithubにPushする。

はじめてやったがiPhoneでもGithubは普通に使えたので、PCでもスマホでも閲覧できる。なんかもうこれでいいかもしれない。カテゴリーはフォルダ。

と思ったのだが前回の記事の通り、ツェッテルカステンを導入したくなったので次へ。ただの.mdではメモ間のリンクがメンドクサイ。

Obsidian

行きついたゴール。ツェッテルカステンという情報管理システムをベースに使用している。というかその前提で作られたアプリ。

断片的なメモも、それらをまとめたノートとしても成り立つ。とにかくリンクが肝。リンクしやすく、リンクを辿りやすい。さらにリンクをかっこよくグラフ化までしてくれて、まさに脳の外部記憶装置といった感じ。書きやすく、動作が軽快で、見た目もCSSで調整可能。ただし現状Webサービスがないのでアプリのインストールが必須。

本来無料ではクラウドにデータ保存できないのだが、私はGithubでクリアしたので無料である。 Obsidian × Githubの連携方法は別途記事にする。 私のObsidian設定はこちらの記事にまとめている。